類似性
東大の問題と、中学受験が似通うことがたまにある、らしい。
3以上9999以下の奇数aで、が10000で割り切れるものをすべて求めよ。
これと、関東の女子校の雄(というのも変な話だが)桜蔭の問題。
ある整数nを2回かけてできた数と3回かけてできた数の和を《n》で表します。たとえば、《2》=2×2+2×2×2です。このとき、《3》=ア、《17》=イ、《n》=60840となる整数はウです。
ア、イは簡単だが、問題はウだ。
である。つまりn^3+n^2=60840を探せ、という話である。
n^2(n+1)=60840
nとn+1は互いに素であり、さらに偶奇である。
60480=2×2×2×3×3×5×13×13
となれば、(3×13)×(3×13)×(2×2×2×5)となる。 ウは39である。
東大のほうはどうか。
a(a-1)が10000の倍数なのだから、
a(a-1)が2×2×2×2×5×5×5×5で割り切れるということである。
となると、aは奇数だから5×5×5×5=625の倍数、a-1は16の倍数である。
aは16で割って1余るので、
aを思い切って625とすると、624は16で割り切れるので
aを満たすことになる…よってa=625である。
今回は算数エッセーのhttp://www.geocities.jp/yoimondai/e11.html#11さんを参考にいたしました。
整数論は面白いが、スピード勝負の東大ではどうか…
である。つまりn^3+n^2=60840を探せ、という話である。
n^2(n+1)=60840
nとn+1は互いに素であり、さらに偶奇である。
60480=2×2×2×3×3×5×13×13
となれば、(3×13)×(3×13)×(2×2×2×5)となる。 ウは39である。
東大のほうはどうか。
a(a-1)が10000の倍数なのだから、
a(a-1)が2×2×2×2×5×5×5×5で割り切れるということである。
となると、aは奇数だから5×5×5×5=625の倍数、a-1は16の倍数である。
aは16で割って1余るので、
aを思い切って625とすると、624は16で割り切れるので
aを満たすことになる…よってa=625である。
今回は算数エッセーのhttp://www.geocities.jp/yoimondai/e11.html#11さんを参考にいたしました。
整数論は面白いが、スピード勝負の東大ではどうか…
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