坂本龍馬の暗殺は誰か

何か衝撃的なタイトルで始まりました。
このブログは仮にも受験のブログではなかったのでしょうか。

私も日本史を少々かじったものとしては、
この視点は忘れたくないもので、
今でも色々と文献を読み漁っているのですが、

・紀州藩
これは「いろは丸」の事故が一番可能性が高いですね。プライドを傷つけられた…一介の浪人に…
という可能性です。

・薩摩藩
「QED」(漫画のほうではなく小説のほう)では、薩摩藩黒幕説を唱えています。
これは新婚旅行先が薩摩で、温泉につかり、傷を負っていた龍馬がピストルをうてないのを知っていたのは
西郷だけだった、という話。
高田 崇史
講談社
2007-03-15


まあ。討幕の密勅までもらっていて岩倉と画策して「討幕」をしようとしたのに
「倒幕」(血が出ない)ものになったのですから、可能性はなきにしもあらず。

・土佐藩説
ふるさとの土佐藩でも、上士と郷士の争いをよしと思わなかった龍馬に対し、
板垣や後藤が手を組んで行った、という話もあります。

・グラバー説
死の商人トーマス・グラバー説では、内戦になってしまえば大儲けだったのに
それをなくされて大損ぶっこいたグラバーが龍馬を殺したという説も
ありますね。

・京都見廻組説
まあ、一番可能性が高いのがこれでしょうね。
特に剣の立つ佐々木只三郎。
今井信郎も死の直前に龍馬を殺したのは自分といっていますが、
死の直前なので言いたい放題です。

調べてみると、永井玄蕃(尚志)が出てきましたね。
永井といえば幕末の超有名人物。安政の大獄で失脚し、函館戦争で榎本武揚についたにも
関わらず許されていることから、有能な人物だったことがわかります。
この永井と龍馬が仲が良かったという話がありましたね。
しかし、その隣の寺に住んでいたのが佐々木只三郎。いい顔はしないでしょう。

佐々木只三郎の兄、手代木勝任が死ぬ直前に(またか)
「自分の弟が近江屋事件をおこした」と言ってますね。
今井も佐々木も実行犯なのでしょう…命令は松平
この人の娘を引き取った甘粕三郎は甘粕事件で有名な満鉄総裁・甘粕正彦の弟であり、
さらに手代木の娘の初は新島八重の養女になっているそうですね。
福田 靖 作
日本放送出版協会
2009-12-19


 

アラフォー窓際会社員が東大を目指すブログ

名前の通りです。

0コメント

  • 1000 / 1000