たまには算数でも。
一問くらい灘の解説でもしてみましょうか。
2016年、今年に行われた灘中の問題、大問1の6です。
これを基本は4分で解かないといけません。
2016年、今年に行われた灘中の問題、大問1の6です。
これを基本は4分で解かないといけません。
図は私が書きました。実際の問題とは傾いていますが、問題に支障はありません。
行けますでしょうか?4分で。
まず、この問題は、
こう考えます。
補助線を頑張って見つけると、三角形の比が1:2とわかります。さらに、
黄色の三角形を頑張って探すと、三角形の比が3:4となり、QSとSFの比も3:4となり、面積比も3:4です。
つまるところ、
QRS:SRFも3:4となります。ここで、緑全体を考えます。
細かく三角形に切り刻むと、全体の小さい三角形が24個、緑が9個なので、全体の8ぶんの3です。
ということは、求めるのは緑の7ぶんの3なので、答えは8ぶんの3×7ぶんの3で56ぶんの9となります。
こんなん4分でわかるかよ!と思った方は、正しい感覚の持ち主です。
しかし、
私たちは、こんな子と戦わないといけないのです・・・
今回は、算数星人様の解き方を参考にさせていただきました。
すばらしいですね・・・
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