たまには算数でも。

今回は図形以外でいってみましょう。
2016年、最初の図形以外の問題です。


 2でも3でも5でも割り切れない…といえばオイラーの約数定理が思いつきますが、
(思いつきませんか?)そんなことは~~聞いてない~~。
1の位が7である。。。という問題です。
今回、2016年の灘の問題ではこの「7」が曲者で、7の問題がいっぱい出題されました。
また後程見ていきましょう。
今回はこれですが・・・実は、この問題は灘中を受ける生徒ならば
「ほぼ落としてはいけない」問題なのです。
東大数学でいう「カン」を目指す問題です。これが解けないならば落ちます。


さて、規則を見つけるために、2.3.5の最小公倍数30で考えてみます。
2.3.5でわれるやつをどんどんカットしていくと、規則性が見えてきます。



(アタック25みたいだな・・・)
 
この表で、7、37、67…といくと、967は(967-7)÷30=32段あります。 
よって、1の位が7であるもの(黄色のもの)は、
32×2+1=65個です。

でもって、次。
これも同じように数表を考えます。
最小公倍数がさらに7も考えるので210になります。
数表が一気に増えます。
1000÷210=4あまり160なので、
以下のように変わります。色がついているところが7の倍数です。



210の周期に8個の7の倍数が並び、
8×4=32です。
さらに残り160の中に7の倍数は6個あるので
答は38個になります。


ある程度書き出す勇気も
必要さ~~ 

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